新着情報
2024.08.02
美丈夫 純米吟醸 たまラベル
【高知県】「美丈夫 純米吟醸 たまラベル」(濱川商店)
蔵のある高知県安芸郡田野町で仕込み水につかっているのは、高知の県木にもなっている魚梁瀬杉(やなせすぎ)のふるさとの森を源とする奈半利川(なはりがわ)の伏流水。この仕込み水は国内屈指の超軟水なんだそうですが、超軟水から生まれるお酒は「飲むが易し造るは難し」で扱いがとても難しいのだそうです。しかし日本酒の原料の7割ほどを占めるこの水こそが、美丈夫のあの透明感のあるスッキリとしたきれいな味をつくっているのですね。
ちなみに「美丈夫」とは高知の言葉で「美男子」のことで、イメージは坂本龍馬なんだそうです。すっきりだけでなく爽やかでたおやかな坂本龍馬みたいなお酒、高知の人にとってはなくてはならない存在なのでしょうね。ぜひ一度お試しください。
■使用米・・・松山三井
■精米歩合・・・55%
■日本酒度・・・+4
■酸度・・・1.4
■アルコール度・・・15~16
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2024.07.25
大村屋 始郎 純米吟醸 生酒 素濾過
【静岡県】「始郎 純米吟醸 生酒 素濾過」(大村屋酒造場)
「大村屋 始郎」は、若竹ブランド「鬼ごろし」「おんな泣かせ」を世に出すなど、大変な功績を残され生涯を酒造りに懸けた五代目蔵元『松永始郎』氏の名前を冠した大村屋の番外編です。11月に発売される限定酒「おんな泣かせ 純米大吟醸」の精米歩合違いの姉妹品となります。
今回は若手蔵人の想いの詰まったこの新酒が入荷しました。しぼりたての新酒ならではの若さはありますが、穏やかながらメロンやバナナを思わせる芳醇な香りが感じられます。口当たりも優しく全体的にまろやかな印象となっています。生酒で発売されるのは年1回の今回限り。次からは火入れの品になります。
ちなみに肩ラベルの「素濾過(すろか)」とは・・・普段行われる活性炭を使っての濾過ではなく、目の細かいフィルターを通すやり方なのだそうで、無濾過(むろか:全く濾過しない)と普通の濾過のあいだぐらい、雑味を取りながら旨味を程よく残す酒のつくり方なんだそうです。より美味しく仕上げるために、いろいろな工夫がされているんですね。
■使用米・・・五百万石(富山県産)
■精米歩合・・・55%
■日本酒度・・・+2
■酸度・・・1.5
■アミノ酸度・・・1.2
■使用酵母・・・NEW-5(静岡酵母)
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2024.07.25
手取川 酒魂 純米吟醸
【石川県】「手取川 酒魂 純米吟醸」(吉田酒造店)
毎日続く暑さにすでに夏真っ盛りかと思いきや、今がまだ7月なのが驚きです。暑い夏はあと1~2か月は続きますかね(汗)
「手取川 酒魂 純米吟醸」はこんな暑い夏にちょうど良いすっきりとしたのどごしと、爽やかな吟香の絶妙な調和が特徴です。自己主張しすぎない穏やかな香りは食中酒としても最適、夏のお野菜を使った料理を引き立ててくれます。よーく冷えた夏酒に焼き茄子…なんて、美味しそうですね。
■使用米・・・掛米:山田錦(精米歩合:50%)・麹米:五百万石(精米歩合:60%)
■日本酒度・・・+1
■アルコール度数・・・15.5度
■酸度・・・1.3
■アミノ酸度・・・1.1
■使用酵母・・金沢系
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2024.07.12
有磯 曙 純米70
【富山県】「有磯 曙 純米70」(高澤酒造)
富山県氷見市にある蔵は、富山湾から吹くあいのかぜに蒸米を晒し、出来上がった酒は全て槽ふねでしぼる。もろみにストレスを与えることなくしぼるこのひと手間が、まろやかで優しい日本酒をつくり上げる。70%精米ですが低精米による雑味は全くなく、穏やかな香りとすっきりとしたキレの良い後味が特徴。まさに食中酒にうってつけ。
■使用米・・・富山県産米
■精米歩合・・・70%
■アルコール度数・・・15度
■使用酵母・・・KArg1401
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2024.07.12
開運 純米吟醸 生酒 「波」
【静岡県】「開運 純米吟醸 生酒 波」(土井酒造場)
静岡県を代表する蔵元の一つである土井酒造場さんの「開運 純米吟醸 生酒 波」は、蔵元土井会長と共に開運を育て上げた名杜氏「波瀬正吉」氏より一文字を頂きこの名がつけられました。
山田錦のふくらみのある旨味と瑞々しいフルーツを思わせる果実感、香味のバランスが良く軽やかな口当たりはさすが「開運」、安定の美味しさです。この季節の食中酒としてぜひお勧めいたします。
■使用米・・・兵庫県産山田錦
■精米歩合・・・55%
■日本酒度・・・+3~+5
■酸度・・・1.5
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